MSXとPC-8801

私はどちらかというと、コンシューマよりもPCゲームで遊んでいました。
ファミコンは持ってはいましたが、すぐにMSXに切り替えました。
性能的にはファミコンのほうが発色も音源も上ですが、なぜかMSXのゲームばかりプレイしていました。
その後、PC-8801に移行。PC-8801のゲームはファミコンとはさすがに比較できないクオリティで、当時は大量にゲームが出ていたので、飽きること無く、次のPC-9801に移行するまで何十本もプレイした覚えがあります。
もちろん、当時はまだ小中学生だったので、自腹では買えません。MSXは親に懇願して買ってもらいました。PC-8801は…確かお年玉とかお小遣いを貯めて買いました。
MSXは、統一規格という当時の謳い文句に惹かれた気がします。各メーカーが相次いで販売したことも後押ししました。まぁ、一時の流行で終わってしまったのですが。
スペックが古かったからでしょうか。上位のMSX2が出た時期も遅かったし、劇的なグレードアップはなかったです。
一方のPC-8801は、ゲームが大量に出たこともあって、当時(のマニア達)は皆持っていたと思います。やはり、開発しやすかったからでしょうか。音源がFM音源だったのも大きかったです。
初期モデルのPC-8801mkII SR、FR等はそれほどの性能ではなかったのですが、モデルチェンジしたFA、MAはクロックも向上し、音源もPCM音源が使えるようになって、クオリティが飛躍的にアップしました。
あと、PC系のゲームでいえば、アダルトゲームの存在も大きかったと言えます。現在のWindowsゲームはアダルト一色ですが、当時もアダルトゲームが大量にありました。今だったらとても販売できないような、危険なタイトル（こう書くだけで察しがつく方は同志です）もありました。
私はその後、PC-8801からPC-9801に移っていくのですが…。