私は過去に、同人ゲームの紹介記事のサイトを運営していた時期がありました。
同人ゲームとは、アマチュアの方々が製作したゲームのことで、古くはPC-8801の頃からありました。
最近でこそ、開発規模も大きくなり、販売する市場も成熟していますが、昔は個人が思うままに自分が欲しいゲームを作っていて、内容もかなりお粗末なものでした。
自分は、昔はシューティングゲームが好きだったので、PC-8801のシューティング系の同人ゲームを買い漁ってプレイしました。
当時、かつて存在していた雑誌「テクノポリス」に、同人ゲームの即売会について掲載されており、年に数回、都内の施設で開催されていました。
同人ゲームは、PC-8801、PC-9801と遷移し、Windows95の時期はあまり盛んではありませんでした。唯一、「Bio_100%」というグループが開発したゲームは、作り込みもさることながら、大半のソフトは無料で遊べたので、かなり流行ったのではないでしょか。
その後を牽引したのは「渡辺製作所」だと思います。アマチュアとは思えないクオリティとBGMでブームになりました。
私がサイトを運営し始めたのは、丁度「月姫」や「ひぐらしのなく頃に」が登場した頃になりました。この時代になると、馴染みのある方も多いことと思います。
今では、同人のレベルであれ、Steamで世界に販売できる土壌もあり、声優さんもプロを雇う時代です。
国内のPCゲームが縮小するにつれ、同人市場の需要が上がっているのかもしれません。