先日は、アドベンチャーゲームを取り上げましたが、今日は、その書籍版ともいえる、ゲームブックについて。
「火吹山の魔法使い」や「ソーサリー」シリーズは知っていますか? 覚えている方、実際に遊んだことがある方は、RPGが大好きと言えます。
そもそもゲームブックとは、ストーリーが段落ごとに分割され、それぞれ番号が付与されています。段落の最後の選択肢があり、選択肢には次に読む番号が記載されています。書籍を頭から順番に読むではなく、選択肢の番号に沿って読む。それがゲームブックです。
エンディングはひとつですが、道中の分岐は複雑ですし、途中で死亡することもあります。
ゲームブックの中には、ランダム要素を取り入れるため、ページの隅にダイス目が書かれていて、パラパラとめくることでダイス目を引当て、その結果を選択肢に取り入れたものもあります。
流行ったのは、やはり当時のRPG全盛期の頃。1980年代に大量に出ました。
印象的だったのは、日本オリジナル作品のドルアーガの塔シリーズです。内容は忘れてしまいましたが…。
ただ、ブームはすぐに廃れてしまったのが残念です。
2000年代に、一度復刻版が出たのですが、それだけでしたし。
最近だと、スマホのアプリでゲームブックが何本が出ていたり、少しずつ復興しているのでしょうか。
できれば、過去作そのままで良いので、kindleで出して欲しいですね。