昔、ゲーム開発を夢見ていました

私は、コンピュータそのものに興味があり、今もコンピュータの仕事を続けています。
その過程の中で、ゲーム開発に興味があった時期がありました。
中学生の頃、丁度MSXとPC-8801のハードを所有していたのですが、両方のハードには、Z80というCPUが実装されていました。このCPUに直接命令するアセンブリ言語を勉強し、マシン語を使ってゲーム開発したことがあります。
とはいえ、いきなり市販レベルのものをたった一人で出来るわけもなく、当時からあった、地下迷宮をワイヤフレームで表示する、ウィザードリィ的な3Dダンジョンをマシン語で書いていました。
開発自体はすぐに出来、ダンジョンを自由に闊歩できるようにはなりました。
しかし、肝心の敵を表示する段階で躓きました。
敵キャラは、どうやって描くのだろう？　当時、敵キャラクターの素材など存在しません。絵心がある人を捕まえて描いてもらうにしても、そんな都合の良い人はいません。
はい、ここで挫折しました。
当時に比べると、現在は、ゲームイラストやBGMを素人でも簡単に外注できるので、開発自体は恵まれています。ゲームデザインがあれば、誰でもゲームが作れるのは良い時代です。
まぁ、今でもゲームを作りたい欲求そのものはあります。
面白いゲームデザインがあればいいのですが…。